2010年04月08日
美心もちの美人。
旧暦の4月8日は
お釈迦様の誕生日
ということで、お寺の話を少し。
2月のことになりますが、
京都は山科にお寺の取材に行きました。
1軒目は、「腹帯地蔵」として親しまれる「善願寺」。
2軒目は、小野小町ゆかりの「隨心院」。
どちらのお寺も、取材の最後にお守りをくださいました。
「善願寺」からは、「美人守」

お不動さんを表す梵字を描いた、榧(かや)の実が入っています。
この実は、境内に立つ樹齢1000年以上の大木、榧の木から落ちたもの。
小野小町が植えた99本の榧の木の1本ではないかと言われ、
木の実を持っていると美しい女性になれるのだそう。
「隨心院」からは、
「美人守」ならぬ「美心守」

小町にあやかって美しくなりたい、という女性を
戒めるかのような説明文が書かれていました。
「明るく元気に、
いつも笑顔でのびのびと。
綺麗な心は美しい人の証」
とはいえ、このお寺では、
毎年全国の“見た目美女”を集めて、
「小町コンテスト」なぞを催しているのですが
それぞれ「身」と「心」を美しくしてくれるお守りを、
1度に頂戴するなんて、
はては小町か楊貴妃か
年甲斐もなく、そうほくそ笑んだ私は、もちろん煩悩だらけ。
すみません、お釈迦様。精進します
お釈迦様の誕生日

ということで、お寺の話を少し。
2月のことになりますが、
京都は山科にお寺の取材に行きました。
1軒目は、「腹帯地蔵」として親しまれる「善願寺」。
2軒目は、小野小町ゆかりの「隨心院」。
どちらのお寺も、取材の最後にお守りをくださいました。
「善願寺」からは、「美人守」

お不動さんを表す梵字を描いた、榧(かや)の実が入っています。
この実は、境内に立つ樹齢1000年以上の大木、榧の木から落ちたもの。
小野小町が植えた99本の榧の木の1本ではないかと言われ、
木の実を持っていると美しい女性になれるのだそう。
「隨心院」からは、
「美人守」ならぬ「美心守」

小町にあやかって美しくなりたい、という女性を
戒めるかのような説明文が書かれていました。
「明るく元気に、
いつも笑顔でのびのびと。
綺麗な心は美しい人の証」
とはいえ、このお寺では、
毎年全国の“見た目美女”を集めて、
「小町コンテスト」なぞを催しているのですが

それぞれ「身」と「心」を美しくしてくれるお守りを、
1度に頂戴するなんて、
はては小町か楊貴妃か

年甲斐もなく、そうほくそ笑んだ私は、もちろん煩悩だらけ。
すみません、お釈迦様。精進します

2009年08月31日
神々の住む町へ。
※この写真は、シュールレアリスム展とは関係がありません。
奈良県立美術館で開催されていた「シュールレアリスム展」。
チケットが余っているからと、友人が誘ってくれました。
日本国内の画家さんの絵のみの展示でしたが、
いろんな意味で、“いろいろ”考えさせられました。
抽象画って、奥が深い・・・。
せっかく奈良駅まで足を運んだのだから、と、
「ならまち」へ行ってみることに。
恥ずかしながら、
「ならまちブーム」の折でさえ訪れたことがなく、
東大寺、奈良公園など、観光地をスルーして、
このエリアの街歩きを楽しんだのは今回が初めて。
こんな建物や、白壁の町屋など、風情があって、
かわいいカフェや雑貨屋も豊富。
中でも気に入ったお店が、「Be-Buddha」。
仏になれそうな名前のこのお店、
奈良ゆかりのデザインを施した、
真鍮製の手作りグッズが揃っていました。
ここで、1500円もする、セレブな「紙クリップ」を購入。
表を見ると・・・。
涅槃。
裏を見ると・・・。
熟睡。
罰あたりかもしれませんが、かわいい・・・☆
そして、ならまち中心部で、一人テンションがあがるできごとが!!
なに?この赤いマンマル人形!?
どの店も家も、例外なく、軒先に吊るしてある!
神々が住む「バリ」や「タイ」のような、異世界に踏み込んだ気分でした。
「庚申様」と呼ばれる、サルの神様で、魔除けの効果があるそうです。
「ならまち」の経験者には、言わずとしれたものなのだそうですが、
初めて目にして、随分衝撃を受けました!
そういえば、京極夏彦の本(たしか、「塗仏の宴」)にも、
庚申様に関する記述が詳しく載ってたな~。
などと思いながら、各戸にカメラを向けていると、
噂をすれば、目の前に、庚申様の魔除け販売所発見。
さらに、庚申様を奉納する「庚申堂」も。
もちろん、魔除けグッズ、家族の分まで即購入です♪
目的も持たずに、
路地をくねくね曲がりながら歩いていると、
電柱からの手紙まで、かわいく見えて、
すっかり癒しの1日。
3ヶ月後に、もう一度行こうと、
意味もなく誓ったのでした。
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